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謎のシンガポール   

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シンガポール
マレー半島最南端に位置し、貿易・経済の要点として栄える。
国土618平方キロメートルに、人口約300万!!!
(ちなみに淡路島は全島593平方メートルに、人口18万・・・!!!)
すごい!
この国民の胃袋を支えているものは??
と疑問になり、スーパーを探す。
・・・・。
探す。

高層ビル群発見。

高層住宅街発見。

・・・・。

ありました!ありました!
その高層ビルの一階に、スーパー発見!

いや、どっちかって言うと「八百屋」の雰囲気。 

この野菜達はどこでとれたものだろうか?
シンガポール国内ではないはず。
国土狭い上に、大量の人口。
農地は見当たらずだったし。。。
今になって、ラベル見てこなかったことを後悔。

きっと、シンガポールも、作物輸入大国日本と肩を並べる存在だと
勝手に解釈しています。

今度調べてみよう!

≪早速、調べてみました。
シンガポールの自給率は、限りなゼロに近いそうです。
食糧はもとより、水道水も輸入しているお国だそうです。≫

# by syokuseikatsu | 2005-02-16 00:42 | 異食文化交流@海外

朝ご飯の外部化   

朝ご飯の外部化_c0047629_0135375.jpg


再び台湾編~

今回も台湾の朝ご飯風景を紹介します。

この食べ物は日本で言うとろの「おにぎり」です。
「おにぎり屋台」が台湾で一般的かどうか分からないけど、
この台北にある「おにぎり屋台」最高です。
本当に、美味!!!
我おにぎり人生の1・2を争うほどの美味しさです!!!

どのくらい後引く美味さかというと、
帰国後約一年たって、夢の中に出てきたくらい!!(←事実)


まず、米の種類を注文します。
お兄さんはビニール袋を片手に待っています。

黒米オンリー
黒米と白米の半々
白米オンリー  が選べます。

一日目、私は、黒米オンリーにしてみた。
これがもう、本当に、美味しい。
今も、顔がにやけています。
約1年半前の味覚がこの味を鮮明に覚えています。


次に、ショーケースにずらっと並んだ「具」を6種類選びます。
全部で20種類くらいあって、
優柔不断の私には辛かった・・・
食べたいものを、指差していきます。
これと、これと、これと・・・・
あ、やっぱり今のなし!今のなしで、こっちお願いします。
(ちゃんと通訳の友達がいます ^^;)

この6種類の味の組み合わせが絶妙。
(どれを選んでもうまいんだけどね)
この、コントラスト。すごいです。
基本的に、甘辛く味付けされた具材達。

日本にも似たような味のがあるけど、
何処か個性が強い。
ここの具材達は、6っこの味が合わさって、1つ。
ってことをよく知っている。

ミクロな夢として、
このおにぎりを日本で再現する事!
あ、これ食生活研究会のテーマにしない!?
年間目標!
「おにぎり再生」ナイス☆
副部長サン検討お願いします!!

# by syokuseikatsu | 2005-02-15 00:07 | 異食文化交流@海外

臭豆腐   

臭豆腐_c0047629_0122040.jpg


これは、少し有名な食品だと思う。
世界一臭い食品にノミネートされていたし。

台湾台北市にある夜市で食べた「臭豆腐」

いやいや、またこのストレートな名前がいいね!
ホンッットに、臭いです!

見た目は、日本の厚揚げそのもの。
でも、ニオイが・・・
どんなニオイかと聞かれても答え難いけど、
こぅ明らかに何かが腐った、決して人間が本能として口にしないであろうニオイ。


そして、私、これにはさらに辛い思い出があります・・・・

旅行前日、準備や片付けなきゃなんない作業の為、睡眠時間を削った。
飛行機の中で睡眠の予定が、、、台湾、近すぎる。(--;
そして、一日中遊んで、夜この夜市に。
実はこの時点で、疲労はピーク。
いつ倒れてもおかしくない状態で、私は必死に堪えた。

そして出てきた「臭豆腐」!!!

もう吐き気絶頂。
目には涙が溜まり、
少しでも油断すると、皆のこの楽しい雰囲気を
ぶち壊すことになりかねない身体状況。
絶えるんだーー!部長!!
(言葉では説明できない苦しさ)

皆に悟られないよう、必死に堪えきった。

もう、あの辛さは忘れられない。
日本に帰ってきてからも、関係ないのに、あの見た目=「厚揚げ」恐怖症になりました。

# by syokuseikatsu | 2005-02-14 22:10 | 異食文化交流@海外

伊豆の美食家   

「肝臓先生」 坂口安吾

流行性肝炎を患う伊豆の人々。
診る人診る人、肝炎である。
そして、町の人からつけられたあだ名が「肝臓先生」
肝臓先生は、その謎を解明する為に、日夜翻弄する。
驚いた事に、肝炎を患っているのは、日本国全体のことであることを突き止めるのだが・・・
肝臓先生の想い、その行きつく先は、、、、

では、本題。食の角度から見てみることにしまーす!
肝臓先生の人生も、また魅力的ですが、
後は本を読むなり、映画を見るなりして下さい☆

 
冒頭、伊豆の漁師の描写があるのですが、抜き出してみると・・・


「海水でといだ御飯が陸上のそれとくらべものにならないほど美味であること・・・
釣りたての生きた魚には・・・かみしめる内に甘さがこもり、
人にたべてもろうための心尽くしの数々がこもっている事を知って満足するのである。
彼らは帝国ホテルのフランス料理にあこがれない。
彼らの日常の食事が、それよりも豊富な妙味に溢れていることを
発見し、確認しているからである。」

「彼らほどガンメイ固陋な美食家はいないのだ。いわし鯨がイワシだけを追っかけ、
甚平ザメがマグロを専門に食うのと同じようなものだ。一言で云えば、彼らは、
どこまでも、利巧で、温和で、心の正しい魚にほかならないのである。」


う~~ん、美味い。
いや、上手い。
また、こんな表現もある。


「漁師というものは、実にあたたかくて、親切なものだ。
・・・・挨拶は全然やらない。・・・ゼンゼン喋らないのである。
どんな親しい間柄でも、黙って往来する。頭も下げない。
彼らは魚に同化し、ムダな事は喋らなくなっているらしい。
魚が挨拶したら、おかしなものだ。・・・・」

「彼らはただガムシャラに魚を追う。
ひねもす、魚を追う。
それが彼らの一生だ。」


要するに、魚たちが「魚族」であるように、漁師は「人間族」であるだけのことらしい。

・・・・だから?(--;
そう、このままでは、「肝臓先生」に繋がらない。

彼らがガンメイ固陋の美食家であり、人間族である事は、
つまり偏食であることを意味する。
漁師町でも沢山の医薬が必要となる。

よって、この肝臓先生が伊豆の漁師町で一躍人気者になる訳なのだが、、、、
後は読んでからのお楽しみ。

# by syokuseikatsu | 2005-02-14 10:40 | 食ナ本

ピエロの恐怖   

『Super size me』  2004年 アメリカ

授業の一環と思い、見に行きました!
ドキュメンタリー映画大好きだし、問題ないんだけど、
あれは一人で見るよりも皆でワイワイ、あーだこーだ言いながら見たかった!

(正直な)感想・・・
特に、マクドナルドに行けなくなると言う事ではないです(^^;

私は、マクドナルドを庇うつもりは毛頭ないです。
この会社がしてきた事は、罪だと思うし、
金儲けの為なら「何でもする」精神はちょっと見ていられない。

でも、人間、肥満や病気の原因が一つだけという事は決してない。
原因は個人個人さまざまであって、その一端をマクドナルドが担っていることは否めないが。


この、映画の良かった点は、
アメリカの学校給食見直しに貢献した事だと思う。
アメリカの学校給食は、日本の給食(アメリカが導入したんだけどね)
とは比べ物にならにくらい自由であるが、自由なだけ、弊害も多い。

親たちはこの問題改善に動いた、
教育機関も動いた、
そして、自動販売機から嗜好飲料が消え、
ミレラルウォーターに変わった。

さすが、行動の早い国だ。

日本は何か変わったのかな??

アメリカの悪いところばかり見習わずに、
行動の早さなど、いいところをもっと見習ってほしいものです。
HP: Super size me

# by syokuseikatsu | 2005-02-13 23:00 | 食ナ映画